MAGAZINE
オオバクリエイティブ通信
2024.11.21
【Vol.434】ラグビーの冬、到来。
先週、久しぶりに念願のマクドナルドに行きました☆
たまにどうしようもなく食べたくなるので衝動に付き合ってくれた子にはとても感謝しています♪
行く前にるんるん気分でハンバーガーを逆さまにして食べると食べやすい話をしましたが誰も信じてくれなかったのでやったことがない方はぜひ試してみてください^^
それでは今週もよろしくお願いいたします。
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いつもお世話になっております。
株式会社オオバクリエイティブ 常務取締役 大庭 剛と申します。
宜しくお願い致します。
近年当たり前になってきましたが,今年は特に「秋」を通り越して急に「冬」がやってきたような気温の変化に体がついていきませんね。
皆様も体調崩されていませんか?暖かい食べ物食べて今年の冬も元気に過ごしたいものですね。
さて、「冬」といえば熱いラグビーの季節ですね。
いよいよ来月には日本最高峰ラグビーリーグ・リーグワンも3年目の開幕ですし、年末年始にかけては大学ラグビー日本選手権、そして高校生ラガーマンの夢の舞台、全国高等学校ラグビーフットボール全国大会、通称「花園」が開幕します。
第104回目になる今年の花園は名だたる強豪校がここまであまり戦績が芳しくなく、シードを外れる可能性があるという近年では珍しい大会進行になりそうです。
“良い”“悪い”の意見はありますが、ラグビーは他スポーツと違って、あれだけ体をぶつけ合うコンタクトスポーツのためいわゆる「奇跡が起きないスポーツ」と言われています。
その為、高校スポーツでは珍しくトーナメントの中に最初から決められたシード校が存在します。
山口県は正直ラグビーレベルがそんなに高い県ではないので、もちろんシード校にはならないのですが、ラグビーレベルの高い福岡県や神奈川県、大阪府の代表校などは、当該年度の花園までの戦績などを考慮してシード校指定となり、1回戦では登場しません。
1回戦、2回戦を勝ち抜いても3回戦から登場するAシード校には大差で完封負けするというのも珍しい話ではありません。
昨年度うちの長男が花園に出場し、1回戦長野県代表の高校に70点差以上差をつけて完封勝ちしたものの、2回戦では大阪府代表校に80点差以上をつけられて完封負けしているのもその様な事情です。
今年は1回戦からシード校の実力を持った高校が続々と登場する可能性がある稀な大会になりそうです。
そんな中、先日うちの長男が高川学園ラグビー部として山口県を制し、花園出場を決めました。
昨年の涙の初優勝・初出場とは打って変わって「勝って当たり前」の常勝軍団として臨む今年度のチームは昨年ほどの迫力はありませんが、着々と勝ち進み、決勝戦も69-0の完封勝ちでした。
自分の息子が出ていますし、もちろん高川学園の優勝は嬉しかったのですが、ここ何年か山口県予選の決勝を観てきて、純粋にただのラグビー好きおじさんの目線で試合を見た時、山口県のラグビーレベルが低下してないか?と思わざるを得なかったのが本音でした。
そもそもラグビー人口が減り、山口県予選に単独高校で出られるのは4校のみで残り1チームは合同チームです。
約10年前には9~10校で競い合っていた山口県予選は現在、半分の5校で予選をするという状態がここ何年か続いています。
15人1チームという人数が多いという問題もありますが、それにしても少な過ぎますね。
以前もお話しました通り、自分は毎週末山口ラグビースクールでコーチをやっています。
小学生は9人制のミニラグビーですが、県内に9スクールあっても単独で試合が出来るのは僅か3チームのみです。
ミニラグビーは大袈裟ではなく日本ラグビーの礎だと思って、子ども達と接しています。
彼らのラグビーに対する想い、勝ちたいという気持ち、チームメイトと共に共有する笑いや涙がジャパンラグビーの原動力だと思っています。
交流戦をやった時にレフリーをしていて高学年合同チームの子達が試合中にお互いの名前が分からないのか、背番号で呼び合う姿を見た時に衝撃を受けました。
その試合は果たして楽しいのだろうか?
ラグビーの本質的な楽しさ・絆は理解できるのだろうか?
その後すぐに県内9スクールのコーチ全員とコンタクトをとり、今年度から県内9スクール合同練習会の実施を始めました。
人数の少ないチームの子は大勢でやる練習の楽しさ、人数の多いチームの子はもっともっとラグビーを好きな友達が沢山いる事を知る。
そしてお互いがラグビーの楽しさを知ってくれて、続けるきっかけを作りたいと思い始めました。
全てのラグビーをする子ども達にラグビーを楽しんで欲しいですね。
コーチ同士も交流して練習内容を話し合ったり、子ども達をどういうふうに指導しているか聞いたりと、たくさんの学びがあります。
将来的には敵同士になったりする事もありますが、ラグビーにはノーサイドの精神がある事も伝えたいので、良いと思ってやっています。
今年度の山口県予選準決勝で宇部高校に高川学園が勝った際もうちの息子が相手の10番と試合後の挨拶後、笑顔で話している姿がありました。
彼等は小学生時代敵対チーム、中学生は同じチームでやり、高校生ではまた敵でしたが、試合が終われば仲の良いラグビー友達です。
ラグビーの良さは沢山ありますが、やはりコンタクトスポーツだからこそ相手をリスペクト出来るところが大きいと思っています。
何年かかるか分かりませんがラグビーというスポーツを通してたくさんの方と関わり、山口県からたくさんのラグビープロ選手が出る日を楽しみに今後もラグビーに関わっていこうと思います。
長々と失礼いたしました。また宜しくお願いします。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも様々な情報を皆さまにお届けして参ります!
次号もどうぞお楽しみに…☆彡*。.