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オオバクリエイティブ通信

2025.09.04

【Vol.465】ラグビーの季節近づく

先日、たまごっちの一番くじが発売されたのでくじを引きに近くのコンビニへ行きました。
狙いはA賞のたまごっち本体かC賞のコンパクトミラー…!
いつもは欲しいものが出るまでやってしまうので今回は2回と決めてレジへ向かい真ん中あたりと上の方にあった2枚を選びました。
出たのはF賞のラバーチャームとなんと狙っていたA賞でした!♪
念願のたまごっちをゲットできたので、これからお世話に励もうと思います^^

それでは今週もよろしくお願いいたします。

* * *

いつもお世話になっております。
株式会社オオバクリエイティブ 常務取締役 大庭 剛と申します。
宜しくお願い致します。

9月に入り、朝晩は多少凌ぎやすくなってきましたね。
日中は相変わらずの暑さですが、少しずつ秋の足音が聞こえてくる様な気がして、超がつく汗っかきな自分は少し気持ちが落ち着いてきます。

そして、少しずつ気温が下がってくるとラグビーの季節も近づいてきて、更に気持ちも盛り上がってきますね。現在開催されているパシフィックネーションズカップにて日本代表はカナダ代表相手に57-15と大勝の好発進をしました。
次戦アメリカ代表にもぜひ勝利して、連覇を目指すフィジー代表にも勝って欲しいものですね。
女子ラグビー日本代表も、ちょっと厳しい結果にはなっていますが、女子ワールドカップで躍動しています。何とか一矢報いて、胸を張って帰国して欲しいですね。

秋は小学生ミニラグビー最大のイベント、全国大会(ヒーローズカップ)の予選がスタートします。
昨年は山口県勢として初の全国大会出場を果たした山口ラグビースクールですが、さすがに小学生のマイナースポーツは高校ラグビーの強豪校のように「今年もめちゃくちゃ強い!」って訳にはいきません。昨年に比べて体の大きい子も少なく、人数も昨年ほど多くありません。練習をしてても昨年ほどの手応えを感じる事は、多分子ども達もないのではないかと思える日々を過ごしていました。

春から始まった新チームは、5月の新チーム初試合も結果は芳しいものではありませんでした。
「負け癖」というほど深刻なものではないとは思いますが、あまり勝ち慣れていないと言ったほうが近いイメージのスタートでした。
練習メニューに目的を持って取り組む事を何度も話して、個々の技術はもちろんのことチームプレー、特にコミュニケーションの必要性をしつこく指導しました。
子どもというのは本当に可能性の塊だなと改めて思ったのが、考える事が習慣化できた子はみるみる上手くなり、どんどん周りの子を巻き込みチームとして成長してきました。
6月には苦戦はしましたが、毎年ヒーローズカップ予選で山口県勢に立ちはだかる岡山県のスクールに競り勝ち、少しずつではありますが、チームに成ってきました。

そして8月に毎年恒例の英彦山で開催する合同夏合宿にて厳しい暑さの中、筑豊地区の3スクールと前後半3試合を行い、今年度参加した大会で初めて全勝する事ができました。
圧巻だったのは春に10分ストレートゲームで4-0で敗れた相手に、前半終了間際まで15-0で負けていたのに、前半終了間際に1トライし、後半一気に逆転し30-15で勝利した試合でした。
小学生の試合で3トライビハインドを跳ね返すというのは、なかなかすごい事です。
技術はもちろんの事、心も大きく成長してくれました。
2点ビハインドで戻ってきたハーフタイムの時に前夜のミーティングの話をして「ここで終わりか?君達の目標を達成する為には君たち自身が変わらないといけない。ここで負けて終わるのか?」と子ども達に尋ねました。子ども達は皆が真剣な目で「終わらない。必ず勝つ」と答えてくれ、試合で見事に結果を出してくれました。今年のチームになって初めて試合後1人1人と話をして涙が出そうになりました。泥だらけの彼等とてもかっこ良かったです。

小学生スポーツはラグビーに限らずですが、勝ち負けに拘り過ぎると良くないと自分は考えています。
親御さんも我々コーチ陣も大人が子どもに勝ち負けの結果を過剰に求めてしまう事が多々あります。
個人的感覚ですが、勝ち負けにこだわっているのはどちらかというと大人の方が多いのではないかと思っています。たまに他チームの練習や試合を観てて、親御さんの応援やコーチ陣の指示が度を越していると感じる事があります。11.12歳の子ども達にそんなに重たいものを背負わせてラグビーをさせて良いのだろうかといつも考えます。
小学生はこれからの成長を考えて、筋トレもしない方が良いと言われますし、ましてや勝利の為の過剰トレーニングは怪我の原因になります。小学生ラグビーは飽くまで「ラグビーを好きになって貰う」事と、ラグビーを通して「痛みを伴う沢山の経験」を得るものだと思います。
その経験の中で勝ったらみんなで喜び、負けたらみんなで泣いて次に立ち向かう準備をして、諦めない強い心を育てるものだと思います。とは言え、自分も子ども達と共に練習をしているので、勝ったらめちゃくちゃうれしいですし、負けたらめちゃくちゃ悔しいのと共に、自分の練習メニューが悪かったんだとすごく反省します。大事な事は自分も子ども達も結果にファーカスせずに、結果が出るまでの過程にファーカスする事だと思います。これはいつも負けそうになったら試合中に泣いてしまう子どもに言い聞かせています。「涙を流していると視界がぼやけて、大事な事を見落としてしまうよ」と。だからルールの範囲内でトライをとった時も、とられた時もうちのチームは全員集まって「なぜトライがとれたのか?トライをとられたのか?」をキャプテンを中心に話し合いをする習慣をつけて貰っています。
時々話に夢中になり過ぎ、レフリーに注意されてたりもしますが…。

今年度のチームがどこまでいけるかは未知数ですが、可能性は0ということはありません。
うちだけではありませんが、子ども達の可能性は無限大ですから。
まだ予選まで練習回数が20回近くありますし、彼等は「変わる」事を選択して前に進んでいます。
子どもは可能性の塊です。例え彼等が諦めても自分は諦めません。
彼等を信じ切って練習に臨み、彼等と共に成長していこうと思います。

最後まで読んで頂き有難う御座いました。
引き続き宜しくお願いいたします。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも様々な情報を皆さまにお届けして参ります!
次号もどうぞお楽しみに…☆彡*。.

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